芡実(けんじつ)について

芡実(けんじつ)について

 芡実(けんじつ)はスイレン科のオニバスの成熟種子を乾燥したものです。民間では滋養、強壮、鎮痛薬として、痛風、膝、腰の関節痛、遺精、小便失禁、下痢、帯下に用いられてきた。

芡実(けんじつ)の臨床応用

1.脾虚による慢性下痢に用いる。多くは党参、白朮、山薬、蓮子などを配合して使用する。
2.腎虚による遺精、尿失禁、白帯過多に用いる。遺精、滑精には、沙苑子、竜骨、牡蠣、蓮子などを配合する。例:金鎖固精丸。遺精、頻尿、白帯過多などには、金桜子を配合する。例:水陸二仙丸。
3.去湿に用いる。とくに湿熱によるやや黄色の白色帯下に効果がある。


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